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赤い運命 第20話「憎しみの壁を越えて」 

信人は栄次にこれで私もお前と同じ裸の人間になったと言った。
栄次は直子を置いて一人で立ち去ろうとし、信人が声をかけると
栄次は逃げるとでも思っているのか、逃げるわけはない、これから
ですよ、面白い芝居の幕が開くのはと不気味な言葉を言い残して去った。

信人は直子にもう大丈夫、心配しなくていいというと
直子は父さんが苦しむ姿を見たくないと言った。
そして直子はこのまま島崎直子でいればみんなうまくいく、
俊介のことも諦めれば…と言った。
信人は馬鹿を言うなと言った。


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信人は東京高検の山口に呼ばれ、島崎と手を切れと言った。
しかし、信人はいづみを放り出すことはできないと言い、
山口の意見を受け入れなかった。


いづみは退院し、吉野家に帰ってきた。
俊介は信人に磯村俊太郎のこと、栄次との間に何があったのか
教えてほしいと言った。
信人は俊介を吉野家の外へ出して、満洲の話を始めた。
そして、満蒙開拓青少年義勇軍に栄次と磯村がいたことは
俊介も知っていたようだった。
より詳しく知りたいと俊介が言うと、信人は苦しむだけだぞと言った。
すると、物陰から栄次が出てきて、信人に話すのはやめた方がいいと言った。
栄次はこんな連中に話しても分かる話じゃないんだと言った。
俊介は栄次に話してくれと言った。
栄次はとば口だけ話してみることにした。

王道楽土って、知っているか?満州国のことだと栄次は語り始めた。
そして、満洲に渡ったものの重労働の地獄、そして敗戦した直後、
ソ連軍がやってきて、逃げ惑った。
軍隊や役人のお偉いさんはソ連軍が侵入する前にすでに日本に
逃げ帰っていた。
その中に磯村俊太郎もいたというのだった。
栄次は続けて、シベリアの収容所で誓った、次から次へと死んでいく
戦友の土饅頭を数えながら、日本へ逃げ帰ってぬくぬくと暮らしている
裏切り野郎を全員殺してやろうと…。

俊介はたまらずその場から走り去った。


俊介は知行院に足を運び、直子を物陰からじっと見ていた。


信人はその夜、辞職願を作成しようとすると、クニが書斎にきて
大竹修三がきたと伝えてきた。
修三は信人に由美子が家を飛び出してしまった、どこに行ったのか
と怒りをあらわにした。
信人は心当たりは全くなかった。


知行院にいづみがやってきた。
いづみが子供たちに会おうとすると、栄次が千羽鶴を持ってきた。
栄次はいづみにこの千羽鶴はいづみが早く治るように
直子が折っていたもの、でも持っていかなかった、
なぜなら俊介との仲を勘繰られたくなかったんだと嘘をつき、
千羽鶴をいづみに持って行けと言わんばかりに投げつけた。
いづみは栄次に恐れ、足を引きずりながら足早に知行院から逃げ去った。


新聞記者が吉野家にやってきて、信人に栄次を殴りましたかと尋ねると
信人は殴った事実を認めた。
新聞記者が理由を聞くが、信人は取り合わなかった。
新聞記者が栄次の置いていった投書目的の封書を投書係に
回していいのかと聞くと、信人は何ら拒絶することなく
そのまま家に入っていった。


信人が家に入ると、いづみが落ち込んでいた。
信人が理由を聞くと、いづみは知行院へ行き、直子が千羽鶴を折ってくれていて
うれしくてお礼を言おうとしたが、栄次が…と言った。
いづみの栄次に対する嫌悪感に解決の道は険しく長いことを
信人は自覚することになった。


翌日、新聞の投書欄に「泣き寝入りすべきか」という見出しで掲載され、
東京渋谷E・S(49)という名で、検事Yに殴られたという内容が
掲載されていた。
その投書を箱根にいる由美子や直子も読んでいた。


上村は信人を呼び出し、投書の真偽を問うが、信人は事実を認めた。
信人は上村に辞職願を提出した。
尾崎は信人に踏みとどまるように言ったが、信人は本当にお世話になったね
といい、検察庁を後にした。

検察庁の前に由美子がいた。

由美子は信人が検察官を辞めたと聞いて、驚いた。
信人は由美子に今まで子供を置いてどこへ行っていたのか
と聞くと、由美子は箱根の知り合いのところと言った。
信人はそれはいかん、すぐ帰りなさい、奥さんというと、
由美子は世津子と呼んでくださいといい、私は悪い母親ですと
泣き出し、大竹由美子でいることに耐えられないと言った。
信人は由美子に世津子とは呼べない、小さいお子さんのところに
帰ってあげてくれと目も合わせずに言った。


クニが俊介といづみに尾崎から連絡があって、信人が検察官を
やめたと伝え、俊介といづみは驚いた。
クニは新聞の投書が原因らしいと言った。


俊介は知行院に足を運び、新聞を握りしめ、直子に栄次の行方を聞いた。
俊介は直子に栄次は卑劣だといい、吉野の父は辞表を出したというと、
直子は驚いた。
直子は俊介に父はいませんといい、父のやったことをお詫びします、
父を許してやってくださいと言った。
俊介はなぜ君はあんな人を…といい、走り去った。
直子は一人で泣き崩れた。
そこに信人がやってきた。
直子は栄次が憎いというと、信人は栄次を憎んではいけないと言った。
信人は栄次は国家そのものを憎んでいる、その国家権力に携わる身近に
いた自分を憎しみの的にしただけと言い、これからは栄次と後ろ盾のない
個人と決すべき、直子、俊介のことは心配しなくていいと信人は言った。


信人はその夜、俊介にいづみと直子が取り違えられているという
事実を伝えた。
俊介は驚いた。
信人はいづみを憎まないでくれ、妹としてでいいから、いづみを
愛してやってくれと言った。
俊介はうなずいた。


知行院に栄次に対する控訴審の呼び出し状の書留が届いた。
栄次は以前控訴を取り下げてくれと信人に頼んだにもかかわらず
自分の言うこと聞き入れてもらえないことに腹を立て、
吉野はどうしても俺を…というと、直子は信人は検察官を辞めたと言った。
直子は栄次にこれからもお父さんと一緒にいるわといった。
栄次は泣いた。
直子は栄次を捨てることはできず、俊介とも別れることを密かに決意した。


高検の山口と信人がある店で会い、山口が信人に辞表を撤回するように
勧めている話の途中、山口に対し店に電話が入り、栄次が直子と一緒に知行院から姿を
消したと報告を受けたことを信人に話した。


信人が知行院に向かうと、俊介がいて、直子の置手紙を見せた。
手紙には「さようなら、お父さん」と書かれていた。
[ 2011/06/25] テーマ : テレビドラマ | TB(0) | CM(0)| 編集]

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