赤い運命 第26話「父よ急げ!!娘が誘拐された!」 

信人はビルの屋上に駆け上がり、ビルの下では直子や加代がいづみを
見守っていた。
直子は下に集まっている野次馬や住民たちに布団を貸してくれと言った。
加代はもう諦めて泣きながら、その場を去ってしまった。
いづみは信人の説得も振り切り、ビルの屋上から飛び降りた。
しかし、信人はなんとかいづみを片手でつかみ、もう片方の手を
屋上の手すりにかけて、必死に耐えた。
いづみは意識を失っていた。
信人は俊介に下の階に下りて下からいづみを押し上げてくれと言った。
俊介は下の階に下り、ベランダからいづみを押し上げ、信人は
いづみを引き上げることに成功した。
しかし、俊介はバランスを崩し、ベランダから落ちてしまった。
俊介は直子やアパートの住民たちが準備していた布団クッション
のおかげで、一命を取り留めた。


赤い運命1...

赤い運命1...
価格:4,536円(税込、送料別)





加代はてっきりいづみは飛び降りて死んだものと思い込み、
りんかい荘へ行き、栄次を責めた。
栄次もいづみが死んだと思い込み、がっかりした。
りんかい荘に直子が帰ってきた。
栄次が直子にいづみが死んじまったんだってなと言って
部屋を出て行こうとすると、直子はいづみは信人と俊介の
おかげで助かったと言った。


俊介は病院から吉野家に戻り、骨折だけで済んだと信人に報告した。
俊介がいづみの部屋から出て行ったあと、いづみはベッドで横になりながら
泣き、死にたかった、どうして死なせてくれなかったのかと言った。
信人は嘘をつくな、あの瞬間、無意識に手を握りしめていた、生きたいと
願っていたはずだと言った。
そして信人は決して甘い同情や偽善のために事実を隠していたわけではない、
17年間探し求めていた娘にやっと出会えて初めて抱きしめたのはお前だ、私の
娘としてはじめて現われてくれたのはお前だ、直子も同じ気持ちだと思う、
生まれて初めて父と呼んだ栄次に断ちがたいものを感じていたに違いないと言った。
そして、信人は親と子というものは単純に血のつながりだけのものであったら
人間なんて、何て寂しいものだろうと言った。
いづみは、信人に抱きつき「お父さん」と涙ながら言うと、
信人はそうだよ、私はやっぱりまだお前の父親だ、そしてお前は私の娘だと言った。


吉野家に栄次から電話がかかってきて、信人と栄次は待ち合わせた。
栄次は信人に直子はアパートにいる、引き取りに来てやってくれと言い、
その場から去ろうとした。
信人は声をかけて、呼び止めた。
栄次はさらに信人にいづみもお願いしたいと言い、去って行った。


河野が石井と女と三人で自宅マンションから出てくるところを
栄次は見張っていた。
栄次が出刃包丁を握りしめ、河野を刺しに行こうとすると
信人が栄次を止めた。
信人と栄次の取っ組み合いに、河野達三人は気付き、石井が栄次のところに
向かっていこうとすると河野が止めた。
河野達三人は車に乗り込み、走り去った。
石井は車の中で河野に私に任せてくれと言った。
河野は俺は関知しないよと言った。


信人はぐったりして自宅に戻った。
すると上の階からいづみが降りてきて、信人に話があると言った。
いづみは信人にあとしばらくこの家に置いてくれませんか、俊介の看病したいから
と言った。
信人は何を言っている、ここは今までどおり君の家だと言った。
しかし、信人は気を使うようなら君の意志を尊重する、俊介の看病しっかり
頼むと言った。
いづみは、ハイと答えた。


翌日、信人は直子の働くフルーツパーラーに出向いた。
直子は信人にいづみの様子を聞いたが、信人は元気になったと言った。
信人は直子に栄次の様子を聞いたが、直子は栄次は仕事には行っているが、
二人の間には会話が無くなり、何を考えているのかわからないと言った。


信人は加代の店に足を運び、加代にいづみとは会わないでくれ、そっと
しておいて欲しいと頼んだ。
加代はわかったと言った。


石井はつけ狙い、港で栄次を車でひき殺そうとした。
栄次は間一髪で車をかわし、命に別条はなかった。
栄次に弁当を持ってきた直子は驚いて栄次に駆け寄った。
栄次はちくしょー、河野の野郎と言った。
直子は河野?と聞いた。

直子は夕食の準備中栄次に河野って、誰?と聞いた。
栄次は誤魔化して答えなかった。

直子は心配で、信人に栄次が車で襲われたことを電話で伝えた。


信人は丸の内の第二中央ビルにある極東政経研究所に足を運び、
河野に栄次が車にひかれそうになったと警告を発し、もうしばらく
時間をくれ、栄次を説得するから栄次に手を出すのはやめてくれと言って、
ビルを後にした。
信人を直子が尾行していた。

直子はビルに入り、研究所に入り、河野に栄次を狙うのはやめてくれと頼んだ。
河野は何のことを言っているのやらと誤魔化し、あきれた様子を見せて、
あとのことを石井に任せて席を外した。
石井は笑いながら直子に、狙われているのはむしろ先生の方だよと言うが、
直子は私が栄次を説得するから狙うのはやめてほしいと頼んだ。
石井は信じられないね、そんなに栄次を助けたいならいい方法があるのだが、
試してみるかと直子に言った。


信人は栄次に河野への復讐を断念するように説得するが、
栄次は聞く耳を持たないようだった。


信人は再び栄次のところに足を運び、直子がアルバイト先に顔を出していないと言った。
信人と栄次はりんかい荘で直子からの連絡を待った。


一方、直子は石井にホテルに軟禁されることになった。
石井は河野に電話で、栄次は娘を可愛がっていた、娘がこっちにいる間は
手出しできない、栄次は第二審では有罪になりそうだからそれまで
栄次の行動を止めておけばよいと伝えた。


信人が家路につくと途中石井が声をかけ、直子を預かっている、栄次に
このことを伝えておいてくれと言った。


信人は極東政経研究所に足を運び、河野に何の罪もない娘を誘拐するなんて
卑怯だと責めた。
河野は何のことかわからないととぼけた。
石井も誘拐なんて人聞きの悪いといい、誘拐かどうか直子に会ってくれと言った。
信人は石井と車に乗り込み、軟禁されているホテルに向かった。
信人がホテルの部屋に入り、「直子!」というと、直子は吉野さん…と他人を装い
島崎直子ですと自己紹介した。
直子は私がここにいることで父が恐ろしいことを踏みとどまってくれるなら
ここにいると言った。
直子は信人に父に伝えてほしい、もう恐ろしいことはやめるようにと…、父が
やめてくるなら一人ぽっちでも寂しくないって…といった。


信人は栄次に事情を話し、改めて河野への復讐を諦めてくれと頼んだ。
栄次はあの連中は約束を守るような奴らじゃない、直子が危険だと言った。
栄次は信人によく平気でいられるなと言った。
信人は栄次に平気なものか、すぐにでも直子は栄次の本当の娘じゃないと
言いたかったというと、栄次はそんなことを言ったら…と言った。
信人は直子が自分とホテルの部屋で会ったとき、自分は島崎直子で、自分のこと
吉野さんと呼んで、他人を装ったんだというと、栄次は考え込んだ。
栄次はだからこそ、直子の身が危ない、早く居場所を教えてくれと言った。


翌日、吉野家に加代が電話をかけてきて、いづみが電話に出た。
加代はいづみに栄次から直子がいづみの身代りに軟禁されてしまったことを
聞いたと話し、どうしていいかわからないと戸惑っていた。
いづみは驚いた。
いづみは直子のもとに向かおうとするが、加代は止めた。
そして、吉野家から出てきた信人もいづみを止めた。


栄次はホテルに向かっていて、信人も追うようにしてホテルに向かっていた。
栄次は石井にもう河野は狙わないから、直子を返してくれというが、
石井は信用できないと言った。
信人があとからホテルの部屋に駆け付け、栄次に第二審に出廷しなければ
いけないといい、栄次を連れて帰ろうとするが、栄次は抵抗した。
そこに、いづみがやってきて、島崎栄次の娘はその子じゃなくて私ですと言った。
いづみは直子を救おうと必死だった。
栄次は困惑した。
石井はどうなってるんだといい、栄次が河野先生を襲わなければどちらでも
構わないといい、栄次にどうするんだと言った。
栄次は俺がここに残るよと言った。
石井はいいだろうと言った。
栄次は信人に娘たちのことをよろしくと言った。
栄次はいづみに「直子」と声をかけ手を握ろうとしたが、
いづみは恐怖におびえた目で栄次を見、栄次を避けて泣き始めた。

栄次は黙って一人でホテルの奥の部屋に入って行った。
[ 2011/07/05] テーマ : テレビドラマ | TB(0) | CM(0)| 編集]

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://softtouch.blog90.fc2.com/tb.php/1771-8a908461