人はそれをスキャンダルという 第15話「母なりき女なりき」 

東洋医科大学附属病院。
信子は耕一郎に建を預け続け、建の手術の日が来た。
カミジマの手術が行われ、一応手術は成功した。
しかし、建はまだガンが他の個所に転移しているかどうか分からず、
抗がん剤の投与を必要とし、できるだけ安静にしていることを余儀なくされることになった。
そして、少なくとも転移しているかどうかの判別には6か月かかるということだった。


病室。
病室で信子が術後の建を見守っていると、耕一郎は信子にこの病室にいてもらっては
困ると言った。
信子は建に付き添うというが、耕一郎はこの病院は完全看護だと言った。
信子はこれからも建を見舞いに来たいというが、耕一郎は先生も言っていたが、これから建は抗がん剤治療をしなければならず、安静にしていなければならない、信子の顔を見て
暴れたらまずいと言って、信子の頼みを拒絶した。






信子は建に会うのをあきらめ、それから1か月たったが、建の経過は順調のようだった。


病院。
耕一郎はタテノから成多屋では妻サキエが飛び出し、ヨウスケがてんてこ舞いになっていると
報告を受けた。

その後、耕一郎は建の病室へ行った。
建がママのところに帰れると喜んでいたが、耕一郎はママはいない、一緒に確認しに
行こうと言った。


信子のアパート。
蘭子が信子のアパートにやってくると、シノがてんてこ舞いになっており、信子の部屋から
荷物が運び出されていた。
シノは勝手に荷物を運び出されてしまっていると嘆いた。
タテノはシノと蘭子に勝手に運び出しているわけではない、堂島社長の命令ですと言った。
蘭子はこんなことしてひどいだろというが、タテノは建のためだと言った。

空き部屋になった信子の部屋に、耕一郎と建がやってきた。
部屋に何もないのを二人で確認し、耕一郎はほらね、ママは遠くへ行ってしまっているだろ
と言った。


蘭子は信子の勤務する学習塾に足を運び、引っ越しのことを信子に知らせた。
信子が蘭子と一緒にアパートに帰ると部屋には何も残っていなかった。
シノも堂島さんときたら…と嘆いた。
シノが信子に耕一郎からの手紙と言って、手紙を手渡した。
手紙には、建が納得してくれたこと、代々木のマンションに移ってくれと書かれていた。
信子は建が通う病院へ行ってくると言って、病院へ向かった。


東洋医科大学附属病院。
信子は病院へ着くと、黒い車とすれ違い、ちょっと気になったが、病院に入った。
病院の受付に、304号室の小野寺建の様子はと聞くと、受付の人は建は今先ほど退院
したと言った。
信子はあと1週間病院に入院していると言っていたのに…とぼやき、がっかりした。


堂島家。
信子が堂島家を訪ねると、日出子は熱海か伊東あたりに療養に出かけてしまったと言った。


信子の空きアパート。
ヨウスケ(北村総一郎)が来ていて、サキエが離婚すると言って、出て行ってしまった、
男をつくったにちがいないとぼやいた。
そして、ヨウスケはこのままでは成多屋がつぶれてしまうので、シノを返してほしい
と信子に言った。
シノは、建の面倒をみなければならないと、成多屋に戻ることを嫌がったが、信子は
シノにヨウスケのところに帰ってあげてくれと頼み、シノはやむなく成多屋に戻ること
になった。


堂島家。
耕一郎と建が帰ってきた。
静子は退院したら、建は信子へ返すと言っていたのにというと、耕一郎はこのまま返す
わけにはいかない、抗がん剤治療もしているしと言った。
日出子は建と耕一郎の姿を見て驚き、熱海に行ったのではと聞くと、耕一郎は熱海に行く必要
はなくなったと言った。
そして、日出子はこのまま建が堂島家に居座るとわかると動揺した。
日出子は建を信子に返してあげてくれというと、耕一郎はそんな言い方するな、建もエツコも
私の孫だと言った。


代々木のアパート。
耕一郎が準備したアパートに信子と耕一郎がいた。
耕一郎は信子に突然こんなことをしてすまないと謝った。
耕一郎は信子にうちにこないか、建と一緒に住めるといい、俊樹の子供を産んでくれた、
建は死なせん、私の執念で治してみせると言った。
信子はなぜ俊樹と結婚しなかったのか、分かっていない、将来を決めつけず、子供に
人生を選択させたいのにと言った。
耕一郎はいい歳になっても自分の人生を決められないやつはたくさんいるといい、
再び、建を自分に預けてみないかと確かめた。
信子は建を返してもらうといい、耕一郎の要求をきっぱり断った。
耕一郎は建を殺してもいいのかと言った。


日出子は建を信子に返そうとして、信子の新しいマンションに建の手をひいて向かった。
マンションに入ろうとすると、タテノが見張っており、通せんぼをした。
そして、タテノは建を奪い、車に乗り込み、帰ってしまった。


某公園。
信子は静子を呼び出し、建を返してほしいと頼んだ。
静子は建は信子の力では看護しきれない、堂島家に入りなさいと言った。
信子はそれができるくらいなら、俊樹とは別れなかった、耕一郎の建に対する姿勢は
異常だし、間違っていると言った。
静子は堂島家に来る気がなければ、耕一郎と同じ立場をとるしかない、信子には堂島家には
近づかないでくれ、建には近づかないでくれというしかないと言った。
信子はせめて治った建を見たい、会わせてくれと頼んだ。
静子は信子の切実な頼みを断りきれず、明日1時に渋谷のパルコに来てくれと言った。
しかし、絶対に建には顔を合わせないと約束してほしいと言った。


大場家。
日出子は父の大場に堂島家は建を引き取って養子にするつもりらしいと愚痴った。
コウヤマは、シノが成多屋に戻ってしまったのが厳しい、信子は一人で建の面倒を
見切れずに堂島家に頼らざるを得ない状況になってしまったと言った。
大場は日出子にとにかく建に信子に会いたいという気持ちを強くあおってくれ、
そこから道が開けるかもしれないと言った。


堂島家。
日出子が堂島家に帰ると、大場に言われたとおりに建の前でエツコをとても可愛がり、
建に信子に対する思いをあおりたてた。
日出子の作戦は成功したようで、建はママはいつ来るのと静子に聞き始めた。
静子は建が大人しくしていれば来てくれるとその場限りの言葉でごまかすしかなかった。

仕出し屋やぐら。
隆一は母のマサに信子と結婚して独立すると宣言した。
マサは、自分を捨てるのか、しかも全く他人の血が流れている子供を押しつけるのかと
嘆き、結婚に猛反対した。


渋谷パルコ。
約束通り、信子は渋谷にあるパルコにやってきた。
「YOUNG AGE」という店の前に来ると、建の手をひいて、静子がやってきた。
信子はしばらくは身をひそめて建の様子をうかがっていたが、ふと気持ちを抑えきれず
建の前にふらふらと向かい始めたが、隆一が止めた。
隆一は今建に会ってしまったら収拾がつかなくなる、今日は堂島さんの言うとおり見るだけに
しておいた方がいいと言った。


信子のアパート。
コウヤマが蘭子と信子のアパートの前で待っていた。
隆一と信子が帰ってくると、コウヤマは瀬戸内海の話どうでしょうかと言ったが、
隆一がガードしてそのまま部屋に行ってしまった。
コウヤマが今日のところは諦めて、アパートから帰っていくとその一部始終をタテノが
見張っていた。

アパートの部屋に入ると、隆一と蘭子の前で信子は瀬戸内海に言ってもいい、思い切って
堂島の家に入ってもいいと弱気の発言をした。
信子はもはや身も心もボロボロだった。
蘭子は信子のそんな様子を見て、最初になぜ子供を産んだの、なぜ堂島家に最初から嫁入り
しなかったの、女として独立するとか格好いいこと言って…と非難した。
隆一は蘭子にそんなこと言うのはやめろと言った。
蘭子は隆一にいつも優しい言葉しかかけず、それで現代の若者だと思ったら大間違い
と言った。
隆一は突然、信子と結婚すればいいのだろ、ノブちゃん、俺本気だといって、信子に
プロポーズした。
信子は少し驚いたが、ごめんなさいといい、ありがとうと言った。
しあkし、信子はマサのことを考えると…と言った。
隆一はマサとは別居すると言った。
信子は、それはいけない、それはできないと言った。


タテノは耕一郎に信子が引越しの準備を始めたと報告した。
耕一郎は大場の入れ知恵かもしれないから、信子を十分に見張れと言った。
信子はとりあえず、引っ越して一人でこれからのことを考えるつもりだった。


堂島家。
日出子は建に信子に会わせてあげるといい、建を連れ出し、信子のマンションの近くまで
やってきた。
そして、日出子は、ここから先は私は通せんぼになってしまうから、建君、一人で
信子に会いに行ってと言った。
建は喜んで、信子のマンションに走っていくが、建とすれ違い、信子は引っ越しのため
車にのって、マンションを後にしてしまった。
建はただ、すでに空き部屋になってしまった信子のアパートの部屋の下で、ママと虚しく叫び続けた。
[ 2013/01/10] テーマ : テレビドラマ | TB(0) | CM(0)| 編集]

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