人はそれをスキャンダルという 第18話「ママの愛 あなたのパパ」 

富士見荘。
隆一は信子に同情じゃない、愛情で結婚したいというが、信子は今は結婚は考えられない、
建のことだけ考えていたい、マサを大切にしてあげてくれと言った。


仕出し屋やぐら。
日出子はマサに隆一と信子の結婚を許してあげてくれ、建のためにもと頼んだ。
マサは冷たい態度で帰ってくれと言った。
そこにタテノがやってきて、日出子の顔を見てちょっと驚いた。
日出子は帰った。
タテノは建を保護してくれたお礼を言い、手土産を渡そうとした。
そこに隆一が帰ってきた。
タテノに帰れ、お前たちの魂胆は分かっている、俺と信ちゃんを引き裂こうとしている、
堂島に伝えろ、信子と結婚する、と言って、家の中に入っていった。
タテノはマサに信子も困った女ですね、お宅の大事な息子さんを…と言って帰って行った。
隆一はみんな馬鹿だ、母さんも信ちゃんも堂島も、みんな馬鹿だ、優しさ、気遣い、
思いやりを持つから連中の思い通りになってしまう、何が母さんを大切にしろだ…と言った。
マサは信子が本当に母さんを大切にしろと言ったのかと聞いた。
隆一は人のことばかり考えるから辛くなると言って立った。
マサはタテノの置いて行った手土産を確認すると、中に現金の入った封筒が入っており、
マサは嫌な顔をした。






富士見荘。
マサがやってきた。
マサは信子に隆一をあげる、掛け替えのない息子だから大切にしてやってくれと言った。
マサの帰り際、隆一が富士見荘にやってきた。
マサは隆一に病気の孫の面倒を見ることはできないから、三人で仲良く暮らせ、といい、
私との別居を認めると言った。
隆一は喜んだ。
隆一は信子に正式にプロポーズをした。
信子はうなずいた。


堂島家。
耕一郎は信子が隆一からのプロポーズを受け入れたことを電話で報告を受け、いらだちと
ため息が出た。
静子は耕一郎に隆一はいい人だから、祝福してあげてくれというと、耕一郎は建がどうなっても
いいのかと言った。
静子は建がいなくなるのが寂しいのか、それとも信子が結婚するのが…と聞くと、
耕一郎はいい歳してつまらない勘繰りをするのはやめろと言った。


ブティック「RAN」
隆一は蘭子と川崎に結婚を報告し、二人に祝福された。
隆一は式は建の病気が完治してからあげると喜びながら言った。


富士見荘。
耕一郎がやってきた。
耕一郎は今度建にいつ会いに来てくれるのか、その日取りの相談を、と言って、部屋に
ずかずかと入ってきた。
信子は相談したいことがあるというと、耕一郎は分かっている、結婚のことだろと言った。
耕一郎は結婚に反対と言った。
信子は耕一郎に賛成してもらわなくても建さえ返してくれればと言った。
耕一郎は建は渡すつもりはないといい、また信子の手を握った。
信子は耕一郎の手を振りほどいて、隆一はしっかりした人だと言った。
耕一郎は信子を力尽くで自分のものにしようとしたが、信子は必死に抵抗し、
帰ってくれと言った。
耕一郎は信子の結婚を何とか潰すことをほのめかすが、信子はかわいそうな人、人と人と
が愛し合うときは利己心も打算もあってはいけないはず、その美しさ、喜びをご存知ないと言った。
耕一郎は生意気なことを言うなと、もっていた湯呑茶碗を信子に投げつけた。
信子は改めて、隆一を愛している、この愛の強さだけ、耕一郎と戦うと涙を浮かべながら
言った。
耕一郎は帰った。
すれ違いに、柳原トキコとカツコが富士見荘にやってきた。


堂島家。
大場がやってきた。
大場は信子の結婚の話を切り出したが、耕一郎も笑いながら事前に信子が言ってくれれば
何かあげたのにと言った。
すると、大場は建を返せば何よりのお祝いでしょと言った。
耕一郎は顔がこわばった。
耕一郎は建の処遇は信子と相談して…というと、大場は返さないつもりですか、裁判所にでも
訴えられたら…というと、耕一郎は会話を遮り、とりあえず着替えますといって部屋に帰って行った。
耕一郎は部屋にいた建にブラジルに一緒に行こうと言った。
建は信子と一緒じゃなきゃ嫌だというと、耕一郎はもう信子は建のことを忘れてしまったんだよと嘘をついた。
建はそんなこと嘘だとすねた。


富士見荘。
昭和54年3月25日付けの婚姻届を信子と隆一は作成した。


堂島家。
信子と隆一が建を引き取りに来ると、静子は建が耕一郎と一緒にいなくなっていると言った。
日出子とエツコがきて、耕一郎は建をブラジルに連れて行こうとしていると言った。
静子はブラジル行きは一週間も先なのにというと、日出子はそれまでの間、建をどこかに隠しておくつもり、建のおもちゃとか持ち物が持ち出されていると言った。
隆一は警察に通報しようと言った。


某マンション。
耕一郎の隠れ家マンションで、タテノに耕一郎は建の付き添いの看護師を探してくれと命令した。


富士見荘。
蘭子、川崎、柳原トキコ、カツコ親子が来ていた。
建と耕一郎の行方が分からなくなっていることを話していた。
すると、静子から電話がかかってきて、大場が建の居場所を見つけてくれたと言った。
信子がすぐに行くというと、静子は私が行く、あなたが行くと耕一郎は興奮してまた
建をどこかへ連れ出してしまうと言った。


某マンション。
耕一郎の隠れ家のマンションに居場所を見つけた大場がやってきていた。
大場は建はもう諦めろと言った。
耕一郎は笑って誤魔化した。
大場はエツコのために一肌脱ぐしかない、資材の供給を差し止める、サンパウロ興産は
大場工業の傘下に入っているからなんとでもなると耕一郎を脅した。
そして、大場は耕一郎に建とエツコのどちらをとるかと迫ったが、耕一郎は明言しなかった。
大場は分かったと言って、マンションを出て行った。
大場とすれ違いに静子がやってきて、建を返してくれと言った。
耕一郎は静子にここはお前がくるところじゃないといって、静子を追い出そうとするが、
静子は一歩も引かなかった。
建が起きだしてきた。
静子は建にママのところに帰りましょうというと、建は嫌だと言った。
静子が建の予期せぬ答えに驚き、落胆した。耕一郎は建の態度を喜んだ。
静子はマンションを後にした。


富士見荘。
静子は信子たちにこうなったら警察でもどこへでも通報してくれと言った。


某マンション。
耕一郎は建の手が異常に冷たいことに気づいた。
建は耕一郎に本当に気分が悪いんだよと言って泣きだした。


東洋医科大学附属病院。
建は精密検査を受けた。
カミジマは耕一郎にガンが転移していると言った。
耕一郎はまた手術をすれば治るんでしょと聞くが、カミジマは一番恐れていたことが
起きてしまったんですよといい、もはや手の施しようがないことを暗に示した。
耕一郎は失意のまま病室に戻り、建に何でもあげるから欲しいものを言ってごらんというと、
何も要らない、ママのところへ帰りたいと言った。
しかし、すぐに建は僕やっぱり帰らない、僕が帰るとおじいちゃん一人ぼっちになっちゃう
と言った。
すると、病室にタテノが来て岡部専務(弘松三郎)が来ていますと言った。
岡部は耕一郎に社長大変なことになりました、すぐにブラジルへ飛んでいっていただかないとと言い、
サンパウロ興産が急に契約を破棄すると言ってきたと言った。
耕一郎は大場の差し金であることにすぐ気がつき、大場の野郎とつぶやいた。
岡部は明日の一番機でお願いしますと言った。
しかし、耕一郎は建を置いてブラジルへ行くことに抵抗を覚え返事を躊躇した。
岡部は4000人の社員の生活がかかっています、催促した。
耕一郎は、いま建と一緒にブラジルへ行きたいというと、建は御爺ちゃんとブラジルに
一緒に行くと言った。


富士見荘。
柳原トキコが信子に建を一度入院させたのに、そのまま…という情報を伝えた。


そのころ、耕一郎と建は港にいた。
耕一郎は建に御爺ちゃんはブラジルに行って仕事をしてくるといった。
耕一郎は建に御爺ちゃんのことが好きかと聞くと、建は好きと答えた。
耕一郎は喜んで、建を抱き寄せた。


翌日、富士見荘で信子が心配していると、ドアの向こうで建の声がして建が帰ってきた。
信子は建を見て驚いた。
建は御爺ちゃんと一緒に帰ってきたと言い、御爺ちゃんが下で待っていると言った。
信子が下に降りると、車の中に耕一郎がいた。


河原に耕一郎、信子、隆一が移動。
耕一郎は建を信子に返すと言い、あと三か月だそうだと言った。
信子は驚いた。
耕一郎は続けて、それも長く持ってと医者が言っていたと付け加え、あとわずかな命だ、
可愛がってあげてくれと言って去ろうとした。
信子は待って、ウソでしょ?といって呼び止めるが、何も答えず耕一郎は去った。
[ 2013/01/14] テーマ : テレビドラマ | TB(0) | CM(0)| 編集]

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