人はそれをスキャンダルという 第19話「義母ふたり・・・・」 

東洋医科大学附属病院。
信子と隆一は建の病状を確認するため、カミシマ教授の元を訪ねていた。
カミシマ教授に改めて建の病状を聞くと、やはり手の施しようがないとのことだった。
そして、建の命は長く持って3か月だった。
がっかりする信子を隆一は慰めたが、信子は涙を流した。
そこに建がやってきて、信子が涙を流しているのでどうしたのと聞き、自分の病気は重いのかと聞くと、
信子は先生は何でもないと言っていたと嘘をついた。





富士見荘。
真夜中、信子はやりきれなくて、起きてしまった。
思いつめている信子に気づいた隆一は信子に声をかけた。
信子はいっそのこと建と…というと、隆一は何を言っている、子供の命を自由にする権利
なんてない、一緒に頑張ろうと励ました。


仕出し屋やぐら。
隆一はマサに建のことを打ち明けようとしたが、マサの様子を見て話しづらくなった。


隆一の勤務する小学校。
隆一は授業をしていても思いつめている信子のことが気になり、信子が建と心中を図るのではないかと
不安になって、ブティック「RAN」に電話をかけてみた。
電話には正勝が出て、蘭子は健康診断に出かけて店を留守にしていると言った。
隆一は電話を切ろうとすると、正勝が要件を隆一に聞いた。
隆一は信子が思いつめているようだから蘭子に様子を見てきてもらおうと思ってと言った。
隆一からの電話を終えた後、正勝は自分で信子の様子を見に行こうと思い、店を閉店して
蘭子へ伝言を残して信子のアパートへ向かった。


産婦人科。
そのころ、蘭子は健康診断と嘘をつき、産婦人科へ行っていた。
蘭子は妊娠しており、三か月を過ぎていると診断を受けた。


大学の運動場。
正勝がアメフト部が練習している大学の運動場を通り過ぎようとすると、建がアメフト部の
練習を見て応援して興奮しているのを発見した。
正勝は建に声をかけ、こんなところで何をしているの、ママは?と聞いたが、建はママがいいと言ってくれた、
将来はアメフトの選手になると笑顔で答えた。
正勝は短命の建のその言葉を聞き、悲しみがこみ上げてきたが、建にきっといい選手になる
と言った。
建は正勝にアメフトを教えてくれと頼んだ。
正勝は困惑したが、パパの隆一に教えてもらえばいい、学生時代は選手だったと言った。
そこに蘭子がやってきて、こんなところで何をやっているのといい、建にこんなところに
いちゃだめ、部屋に帰って大人しくしていなさいと言った。
正勝は信子が良いと言っているようだからというと、蘭子はあんたがついていて何やっているの、
建は普通の身体じゃないんだからと怒り気味にいい、建を抱きかかえて富士見荘に向かった。


富士見荘。
外で突然やだーという建の声が聞こえてきて、信子はふと玄関に目をやると、蘭子は建を
抱きかかえてやってきた。
そのあとから正勝もついてきた。
信子がどうしたのかと聞くと、正勝はちょっと信子のことが気になってと言った。
蘭子は信子にあんたがずっといられるように隆一と結婚したのに、ちゃんと見ておかないと
だめでしょ、アメフト場で遊ばせておいたら…というと、信子は建にはやりたいことをやらせておきたいと言った。
建は遊びに行くと言って、部屋からまた飛び出して行った。
蘭子が建を止めようとしたが、正勝が蘭子を止め、信子の言うとおり今は建の好きにさせるべきと言った。
蘭子は何を言っているのと言いかけると、つわりによる吐き気が襲い、台所でうつむいてしまった。
信子は蘭子に妊娠したのかと聞き、正勝も本当にできたのかと聞くが、蘭子は妊娠なんて
していないと妊娠を否定した。
蘭子は正勝に赤ちゃんなんていないと思ってくれと言い、信子と建を見ていたら赤ちゃん
なんか産めない、怖くて…、子供なんかいらないと言った。
信子は寂しげな表情をした。


ブティック「RAN」
蘭子は正勝に子供は堕ろすと言い張り、信子と建を見ていると赤ちゃんを丈夫で健康に育てる
自信がないと言った。
そして、蘭子が子供を堕ろしに行こうと店を飛び出すと、正勝は蘭子をつかみ、横面を張った。
正勝はお前一人に勝手にさせてたまるか、俺とお前との二人の子供だと言った。


富士見荘。
静子がやってきた。
信子は蘭子が妊娠したが、信子を見ていると産みたくないと言っていると静子に話した。
静子は建を産んだことを後悔しているのかと聞くと、信子は後悔はしていないと言った。
信子は静子に耕一郎は?と聞くと、静子はブラジルに行っている、大場工業が堂島建設の
プロジェクトを妨害している、建のため、命をかけて仕事をやりぬくと言っていたと
話した。
信子は感慨深いものを感じた。
静子はこれで信子にしてきた耕一郎の仕打ちを許してあげてほしいと言った。
信子も耕一郎の言う通り、建が生きている限り、建のために何かをしてあげなければと言った。
信子は蘭子に建を産んでからみんなに迷惑をかけっぱなしと言われた、今度は恩返しを
しなければというと、静子はまず最初に建と信子のために一人息子の隆一と別居を決断してくれた
隆一の母マサに、恩返しをすべきと言った。
そして、続けて、蘭子に元気な赤ちゃんを産む決心をさせることと言った。
信子はうなずいた。
そこに建が帰ってきた。
静子は建に新しいおばあちゃんができた、パパ隆一の母さんが新しい御婆ちゃんよと言った。


仕出し屋やぐら。
柳原トキコがマサの仕事を手伝っていた。
そこに静子がやってきた。
静子は一人息子の隆一を手放したマサに謝った。
しかし、マサは隆一に根負けしただけ、建のことは隆一に任せるだけ、正直昨日今日
孫だと言われても孫とは思えてこないと言ったが、でも孫だといつかは思えてくるかも
と言った。
静子とトキコはお礼を言った。


堂島家。
日出子とエツコの前で、大場はいつかこの家はエツコのもの、いや堂島建設もエツコの
ものと高笑いした。


富士見荘。
隆一は建にアメフトの用具をみせていたが、建にまだアメフトは無理と言った。
そこに信子が買い物から帰ってきた。
アメフトの用具を見て何そんなもの?と聞くと、隆一は川崎さんが自分が昔アメフトをやっていたことを
話したらしいと言った。
信子は建がアメフトを教えてほしいと頼んでいる様子を見て、建にアメフトを教えてあげて
あげてくれと頼んだ。
隆一は少しずつやろうと建に言い、建は大喜びだった。


蘭子、正勝のアパート。
信子がやってきた。
蘭子は相変わらず、子供を産む気はなかった。
蘭子は信子に建を産んで幸せだったかと聞くと、信子はうなずいた。
蘭子は、嘘だと言った。
信子は建がいたからこそ、どんな苦労にも耐えることができたと言った。
蘭子は建が今あんな病気にかかっているのに、幸せなのかと聞くと、
信子は幸せとは言えないかもしれない、でも命の尊さは分かった、あんな小さな体で
精一杯生きようとしている、蘭子のお腹の子供も精一杯生きようとしていると言い、
建が僕の代わりに赤ちゃんを大切に育ててあげてほしいと言っているかもしれないと言った。
そして、信子は蘭子に建のためにも元気な赤ちゃんを産んでもらうことが私が建に
してあげられる大きな仕事の一つかもしれないと言った。
蘭子は建のためにも子供を産んだら、名前を付けてほしいと信子に言った。
出産を決意してくれた蘭子を見て信子は喜び、蘭子は正勝にもたれかかった。


富士見荘。
信子は隆一に蘭子が出産してくれる決心をしたことを話した。
信子は隆一にマサと同居できないか相談した。
隆一はマサは何て言うかなというと、信子は私から頼んでみると言った。


仕出し屋やぐら。
信子はマサに同居を頼んだが、マサは断った。
信子が困惑していると、建はマサが切っていた人参をみて、信子にこんな風にママが
切ってみてと駄々こねた。
信子は最初はだめよというが、建が何度も頼むので仕方なく挑戦するが、うまく切れなかった。
その様子を見ていたマサは見るに見かねて信子に人参の切り方を教えることになった。


同居の同意は得られないものの、そうして信子は、仕出し屋やぐらを手伝うことになった。
[ 2013/01/15] テーマ : テレビドラマ | TB(0) | CM(0)| 編集]

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://softtouch.blog90.fc2.com/tb.php/2011-69f57eac